はくい獅子舞保存活性化実行委員会

深江町の獅子舞

深江町データ

基本データ

世帯数
xx世帯
管理団体
深江町会
神社名
深江八幡神社
八坂社
祭礼実施日
7月中旬土曜(八坂社・祇園祭)
9月最終土曜(深江八幡神社・秋季大祭)
現状
毎年開催
伝説・由来
由来不明。次場町は深江町からの分町であり、元来は同じ獅子舞であったと考えられる。
祭礼の特色
渡御道中は、お囃子、小獅子、中獅子、神輿の順に並ぶ。 各獅子は天狗が前に立ち、左手でカヤを掴んでいる。 獅子頭を道中パクパクとならし露払いをしている。 ドラ獅子は大人が振る。夜になると登場する。
かつては、獅子舞だけではなく、神社境内に設けた仮設舞台での演劇も青年団により行われていた。 相撲大会もあったと聞くが祭礼と関係したかは不明。
経路
八坂社・祇園祭は、7月の祭礼。八坂社から深江八幡神社を往復するのみ。

深江八幡神社の秋季大祭では各家の前を必ず通過するよう経路を設定する。 現在は5班に分かれており、各班1件が招待する。招待家は基本的に順番となっているが、新築や慶事があると優先される。招待家では祭典と獅子舞のみで直会等の飲食はしない。 竹3本と藁でつくるカガリ火は深江八幡神社、八坂社、旧農協前の3箇所に設置され、各神社は立ち寄る直前または宮上がりの直前に火をつける。旧農協前は最初に通過する際に火をつける。おそらく辻神様(道反社、現在は深江八幡神社に合祀)で祭典をしていた名残であろう。 5つの招待家、八坂社、旧農協前を回り終えると会館で直会をする。

獅子舞の構成

獅子舞の分類
能登獅子
獅子組数
3組
獅子の通称
:ドラ獅子 ・ 中獅子 ・ 小獅子
開始年齢
特に決まりはないが概ね小学4・5年生から小獅子に入る
テング
テングは長男が担当すると決まっていたが、近年の人数不足によりその限りではない。獅子に入るものより運動面で優れた者が選ばれる傾向があるため、花形ともいえる。 面は顔を完全に覆い、烏帽子につけた赤タスキで面の鼻下部を強く締める。 全ての演目でテングは竹の棒を持つ。竹の棒は祭礼前日に伐ってメタリックテープで飾りつけをする。
カシラ
獅子に入るものが交代でカシラを振る。演目ごとに担当者が決められているが、年齢を重ねると自発的に担当外の演目も覚える。 カシラ担当はカヤの中に隠れ後続の者同様に足のみが見える。 カシラはドラ獅子・中獅子・小獅子の3種類。雌雄は特にない。
カヤ
カシラ以外のカヤの中の人間を「ケツフリ」と呼んでいる。 小獅子・中獅子はカシラ+ケツフリ3人。ドラ獅子はカシラ+ケツフリ5人。 尻尾はない。
お囃子
笛:竹製のたて笛(量販品) 鉦鼓:覚える際に口歌をまず練習する。叩き方に合わせ「トントンツキツン」という言葉で覚える。
おどけ
なし

演目について

演目名 目的・意味合い かけ声・発声 その他
サンサン 宮上がり後はサンサンを振ってすべての行事が終わる。 その他のタイミングでもよく振られる。 テング:ホッ
獅子:ワッショイワッショイ
タツ オタチ(各所を出発)するときにのみ振る。 テング:ホッ、ハーッ 獅子:ワッショイワッショイ お囃子はサンサンとほぼ同じ。 テング・獅子は全く違う
ホウダツ いろいろなタイミングで振る テング:ホッ、ハーッ
獅子:発声なし
サッサイ いろいろなタイミングで振る テング:ホッ
獅子:サッサイ
最初に獅子がテングを中心に360度まわる。
キオボリ いろいろなタイミングで振る テング:ホッ、ハーッ
獅子:ワッショイワッショイ、ヤーッ
テングの難易度が高く獅子もワイルドに舞うため、格上の演目という風潮がある。かつて羽咋市の演舞会で優勝した演目。 小獅子は振らない。
ケトボリ 招待家に入るとき、カガリ火を燃やすときに振る "テング:ホッ、ヤーッ
獅子:ヒュー"
中獅子のみが振る
チャリ 獅子殺し。 宮上がりではなく、夜になると振られる。 テング:ホッ、ヤーッ 獅子:ヒュー お囃子はケトボリと同じ。 テングはドラ担当1人、中獅子とドラ獅子の2組によって振られる。ケトボリと同じ動きをベースとしてチャリ独特の動きもある。
カイチョボ 不明 不明 "昔はあったらしいが、詳細は不明。 20年ほど前に復活させる試みがあったが、記憶がバラバラで実現しなかった。"
その他 道中は「ミチアルキ」というお囃子があり、次の地点に着くまで延々と繰り返される。 各演目の変形型である「マルマワシ」が約30年前には存在していた。「サンサンのマルマワシ」という呼び方で、基本演目をもとに、テングの声掛けを機に180度まわって向きを変えるものである。現在は行っていない。

ビデオアーカイブ

平成28年9月24日深江町祭礼

フォトアーカイブ

平成27年9月26日
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