はくい獅子舞保存活性化実行委員会

加賀獅子

羽咋神社には、能登獅子の小獅子のほかに、大型のカヤとカシラによる「祗園囃子(ぎおんばやし)」が行われています。その形態から「加賀獅子」に分類されるものです。

加賀獅子は、金沢~内灘を中心に伝わる、加賀藩ゆかりの豪華で超大型の獅子で知られます。獅子の胴体にあたるカヤのなかには、太鼓・笛・三味線などのお囃子衆が入るほど大きく、その先頭に立つカシラも、豪華で大きいことで知られます。

そして、この獅子カシラと対峙するのが「棒振り」と呼ばれる子供や青年たちです。勇ましい掛け声とともに、棒・刀・なぎなた・鎖ガマなどの武具をもって戦う所作が見どころで、武芸の鍛錬としても伝えられてきました。

羽咋には、明治~大正時代に金沢から伝えられたとされています。加賀獅子の北限とされており、非常にめずらしい事例と言えます。

Copyright © Hakui Shishimai Preservativation & Activetion Executive Committee. All Rights Reserved.